CANADA'S WINDVIEW

趣味の写真を投稿していきます。昆虫好きな長男と一緒に昆虫を追いかけています。最初の年はセミやカマキリ、次の年はカブトムシ、トンボ、そして今年は…

マルタンヤンマ

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マルタンヤンマ♀ 20220809_01

マルタンヤンマ♀ 20220809_02

マルタンヤンマ♀ 20220809_03

マルタンヤンマ♀ 20220809_04

マルタンヤンマ♀ 20220809_05

マルタンヤンマ♀ 20220809_06

マルタンヤンマ♀ 20220809_07

マルタンヤンマ♀ 20220809_08

20220809火 晴れ後曇り 34⇔28 南南東3

西尾市西幡豆町小田際でギンヤンマと一緒に(たそがれひしょう)していたマルタンヤンマ♀(Anaciaeschna martini Sélys, 1897)です。

マルタンヤンマ♀は人生で2頭目の捕獲です(♂は未だ)。実は先日昼間に来た時に偶然産卵しているのを見ました。青々とした(たんぼ)の稲の間に茶色い蜻蜓が出たり入ったりしているのが遠くからも一目瞭然でした。

1頭目の時は知識が無かったので、「なんだか凄く老熟したギンヤンマ♀を捕まえちゃったなぁ。」と思ってしまい、辺りが暗過ぎたこともあり写真も撮っていませんでした。今回も捕獲した時刻が18時34分位と大分暗くなっており、ライト無しの手持ち撮影の限界です。

♀もこのように(べっこうあめ)の様に綺麗なのですが、♂はコバルトブルーでかなり綺麗だということです。もう息していることは確実となったので、いつかは♂も捕獲したいと思っています。

 


<参考>
ポケット図鑑 日本の昆虫1400 (2)トンボ・コウチュウ・ハチ/槐真史 編、伊丹市昆虫館 監修/文一総合出版/2013年5月31日 初版発行
新装改訂版 トンボのすべて 増補 世界のトンボ/井上清・谷幸三 著/トンボ出版/2017年6月1日 新装改訂版発行
ネイチャーガイド 日本のトンボ/尾園暁・川島逸郎・二橋亮 著/文一総合出版/2017年4月10日 第3版発行
新訂 原色昆虫大鑑 第III巻/平嶋義宏、森本桂 監修/北隆館/2008年1月25日 新訂版初版発行
くらべてわかる昆虫/奥山清市 写真、永幡嘉之 写真、永幡嘉之 著/山と渓谷社/2017年6月10日 初版発行

[外来種]ムネアカハラビロカマキリの幼虫

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ムネアカハラビロカマキリ幼虫 20220808_01

ムネアカハラビロカマキリ幼虫 20220808_02

ムネアカハラビロカマキリ幼虫 20220808_03

ムネアカハラビロカマキリ幼虫 20220808_04

ムネアカハラビロカマキリ幼虫 20220808_05

20220808月 晴れ 32⇔26 南南東3

愛知県額田郡幸田町荻瀧下に居た[外来種]ムネアカハラビロカマキリ(Hierodula venosa)の幼虫です。前脚基節上部に、やや淡い黄土色の小さな突起が8-9個並ぶ、前胸部腹面、後脚腿節等もやや赤味がある等在来種のハラビロカマキリとは明らかに違った外観をしています。

愛知県内だと豊田市岡崎市矢作川流域で広がっていることが報告されていますが、遂に幸田町内でも発見です。

これが増えると在来のハラビロカマキリが激減すると言われていますが、何故か特定外来種には指定されていないのですね。一緒に飼育するとオオカマキリも負けることがあるようなのです。

 


<参考>
くらべてわかる昆虫/奥山清市 写真、永幡嘉之 写真、永幡嘉之 著/山と渓谷社/2017年6月10日 初版発行


ホソクビツユムシ

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ホソクビツユムシ♂ 20220731_01

ホソクビツユムシ♂ 20220731_02

ホソクビツユムシ♂ 20220731_03

20220731日 晴れ 31⇔21 南2 海抜1,215-1,415m

茶臼山高原の至る所で鳴いていたホソクビツユムシ♂(細頸露虫・Shirakisotima japonica Matsumura & Shiraki, 1908)です。樹上にも草原にも見られましたし、上(樹上)からも下(草原)からも鳴き声が聞こえました。

一般的には山地性で、標高1,000m辺りを中心に多く生息するそうです。

 

茶臼山高原では、平地に多いヒガシキリギリスやヤブキリは全然鳴いていないのですよ。

蝉も平地では聞いたことがないようなのが鳴いています。どうやらエゾハルゼミやコエゾゼミの様です。但しヒグラシは共通です。共通ではあるのですが、正午前後の真昼間でも盛んに鳴いている点が平地とは異なります。

気温が少し低く涼しいことも()る事ながら、音の空気感だけでも「高原に来だんだなぁ」という実感が湧いてきます。

 

タカネトンボ

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タカネトンボ♂ 20220731_01

タカネトンボ♂ 20220731_02

タカネトンボ♂ 20220731_03

タカネトンボ♂ 20220731_04

タカネトンボ♂ 20220731_05

タカネトンボ♂ 20220731_06

タカネトンボ♂ 20220731_07

タカネトンボ♀ 20220731_01

タカネトンボ♀ 20220731_02

タカネトンボ♀ 20220731_03

タカネトンボ♀ 20220731_04

タカネトンボ♀ 20220731_05

タカネトンボ♀ 20220731_06

タカネトンボ♀ 20220731_07

20220731日 晴れ 31⇔21 南2 海抜1,247m

茶臼山高原に居たタカネトンボ♂♀(高嶺蜻蛉・Somatochlora uchidai Forster, 1909)です。太陽光に当たるとガラス細工の様にキラキラ光ります。

昨年作手地区で長男(当時小4)と初めてそれらしいのを見掛けて、ずっと捕りたいと思っていましたが、意外な場所でそれが叶いました。

 

それにしても家に戻ってくると下界は暑いですね。車の室外温度計の値を見ていると、5-6℃は違う感じです。


<参考>
ポケット図鑑 日本の昆虫1400 (2)トンボ・コウチュウ・ハチ/槐真史 編、伊丹市昆虫館 監修/文一総合出版/2013年5月31日 初版発行
新装改訂版 トンボのすべて 増補 世界のトンボ/井上清・谷幸三 著/トンボ出版/2017年6月1日 新装改訂版発行
ネイチャーガイド 日本のトンボ/尾園暁・川島逸郎・二橋亮 著/文一総合出版/2017年4月10日 第3版発行

ネアカヨシヤンマ

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ネアカヨシヤンマ♀ 20220730_01

ネアカヨシヤンマ♀ 20220730_02

ネアカヨシヤンマ♀ 20220730_03

ネアカヨシヤンマ♀ 20220730_04

ネアカヨシヤンマ♀ 20220730_05

ネアカヨシヤンマ♀ 20220730_06

ネアカヨシヤンマ♀ 20220730_07

ネアカヨシヤンマ♀ 20220730_08

20220730土 晴れ 32⇔26 南南東3

蒲郡市のフィールドに居たネアカヨシヤンマ♀(根赤葦蜻蜓・Aeschnophlebia anisoptera Sélys, 1883)です。人生初捕獲です。

ネアカヨシヤンマは絶滅危惧種(国・県共にNT)なので、詳細な場所は伏せます。

因みに愛知県でも蒲郡市は、「過去に記録はあるが絶滅の可能性が高い地域」となっています。ということはかなりの大発見と言えそうですね。

ネアカヨシヤンマに似た蜻蜓としては、アオヤンマが居ますが、アオヤンマは明るい色をしていて日中活動するのに対し、ネアカヨシヤンマは暗い色をしていて朝夕に活動します。

 


<参考>
新装改訂版 トンボのすべて 増補 世界のトンボ/井上清・谷幸三 著/トンボ出版/2017年6月1日 新装改訂版発行
ネイチャーガイド 日本のトンボ/尾園暁・川島逸郎・二橋亮 著/文一総合出版/2017年4月10日 第3版発行


<関連>
アオヤンマ♂♀ (20220609)

オオスズメバチの英語表記が変わります

オオスズメバチは英語では、"Asian Giant Hornet"とか特に日本に居るのを"Japanese Giant Hornet"と呼んでいましたが、今回米国及び加国昆虫学会が"Northern Giant Hornet"と変更することを正式に発表しました。

これは狩り蜂の由来が全てアジア地域であることからオオスズメバチだけに"Asian"を冠するのは正確さに欠けるということと、欧米でアジア人に対するヘイト行為を助長する恐れがあるということが主な理由だそうです。

 

因みにオオスズメバチの学名は Vespa mandarinia です。

 

CNNの記事

https://www.cnn.co.jp/fringe/35191022.html
[日本語訳]昆虫学会、オオスズメバチの英名を変更 「アジアン」改め「ノーザン」に
https://edition.cnn.com/2022/07/26/world/murder-hornet-new-name-scn/index.html
[原文]Invasive insect formerly known as 'murder hornet' gets new name

 

米国農務省(USDA)の記事

https://www.aphis.usda.gov/aphis/ourfocus/planthealth/plant-pest-and-disease-programs/honey-bees/agh/asian-giant-hornet
'Northern Giant Hornet’ Adopted as Common Name for Vespa mandarinia


キイロスズメバチの巣(茶臼山山頂)

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キイロスズメバチの巣 20220717_01

キイロスズメバチの巣 20220717_02

キイロスズメバチの巣 20220717_03

キイロスズメバチの巣 20220717_04

巣を出入りしていたキイロスズメバチのワーカー 20220717_01

20220717日 曇り後雨後晴れ 海抜1,405m

何と山頂エリアの海抜1,405mのしかも登山道脇でキイロスズメバチ(黄色雀蜂・Vespa simillima xanthoptera Cameron, 1903)の巣を発見しました。

昨年は茶臼山高原の海抜1,225mのところの小屋でキイロスズメバチの巣を発見しています。

この他、茶臼山高原でも何か所かでキイロスズメバチを確認しており、且つオオスズメバチは全く見掛けないことから、どうも茶臼山にはキイロスズメバチの天敵の一つであるオオスズメバチの勢力が及んでいないようなんですね。

 


<参考>
ポケット図鑑 日本の昆虫1400 (2)トンボ・コウチュウ・ハチ/槐真史 編、伊丹市昆虫館 監修/文一総合出版/2013年5月31日 初版発行
ハチハンドブック/藤丸篤夫/文一総合出版/2014年7月8日 初版発行
くらべてわかる昆虫/奥山清市 写真、永幡嘉之 写真、永幡嘉之 著/山と渓谷社/2017年6月10日 初版発行
人を襲うハチ 4482件の事例からの報告/小川原 辰雄 著/山と渓谷社/2019年6月1日 初版発行
スズメバチの真実 最強のハチとの共生をめざして/中村雅雄/八坂書房/2018年7月25日 初版発行
新訂 原色昆虫大鑑 第III巻/平嶋義宏、森本桂 監修/北隆館/2008年1月25日 新訂版初版発行