CANADA'S WINDVIEW

趣味の写真を投稿していきます。昆虫好きな長男と一緒に昆虫を追いかけています。最初の年はセミやカマキリ、次の年はカブトムシ、トンボ、そして今年は…

セグロアシナガバチ♂- 豊橋公園自然観察会

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セグロアシナガバチ♂ 20201108_01

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セグロアシナガバチ♂ 20201108_02

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セグロアシナガバチ♂ 20201108_03

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セグロアシナガバチ♂ 20201108_04

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セグロアシナガバチ♂ 20201108_05

 

20201108日 晴れ時々曇り 20⇔17 西北西4

豊橋公園の自然観察会で捕獲したセグロアシナガバチ♂(Polistes jokahamae)です。飛んできたところを捕虫網で捕獲しました。しばらく撮影していて、♂じゃないかなと思い昆虫に詳しいK先生にお尋ねしたところ、「おっ、これは珍しい! ♂ですね!」となり、その場で他の参加者の方々の前で説明させて頂くことになりました。このように直接手で持つことができるのは、♂が毒針を持っていないためです。見分けを付ける自信が無ければ絶対マネしないで下さい。♂の特徴は触角が長くて黒いことと、顔面が白っぽいこと等です。説明の時は、お約束の直接触って「痛たたたたっ!!」っていうのも(笑)

 

セグロアシナガバチ♂の説明をしていたところ、今度は参加者の男の子がオオスズメバチ(働き蜂)の屍骸を拾ってきてくれて、スズメバチの見分け方の説明までさせて頂くことになってしまいました(苦笑)

豊橋公園オオスズメバチというのはかなり意外でした。オオスズメバチは行動範囲が2km以上になることもあり、公園内で営巣していたかどうかは判りません。同公園は街の真ん中にあり、人通りの多さを考えると、人間に見つからずに営巣が継続できることは難しいのではないかなと思っています。

本日も参加人数が多く、2班に分かれての行動となりました。この他昆虫は、別の男の子がヒメクダマキモドキを見つけてくれました。全体的に目ぼしい昆虫はあまり見つからず、鳥も少しで、植物メインの会となりました。


<参考>
ポケット図鑑 日本の昆虫1400 (2)トンボ・コウチュウ・ハチ/槐真史 編、伊丹市昆虫館 監修/文一総合出版/2013年5月31日 初版発行
ハチハンドブック/藤丸篤夫/文一総合出版/2014年7月8日 初版発行
くらべてわかる昆虫/奥山清市 写真、永幡嘉之 写真、永幡嘉之 著/山と渓谷社/2017年6月10日 初版発行