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数列の極限値の性質
数列, について、, の時、次の性質が成り立ちます。
(1) (; 定数)
(2) (複合同順)
(3)
(4) (但し )
関数の極限の性質
関数 に於いて、 が と異なる値を取りながら限りなく に近付く時、 の値が一定の値 に近付くならば、 と表し、 を の時の の極限値と言います。
, の時、数列の極限と同様に次の4つの基本的性質が成り立ちます。
(1) (; 定数)
(2) (複合同順)
(3)
(4) (但し )
また、 が整式の関数や分数関数、無理関数、指数関数、対数関数、三角関数である時、 が定義域に属するなら、
が成り立ち、これを「関数の連続性」と言います。
この関数の連続性が成り立つ条件下で関数 の導関数 は
と極限で定義されます。
極限の公式
ネイピアス数 の定義は
関数 で を底とする対数を取ると、
よって、
ここで、 と置くと、 より、 で、
の時、 となり、
演習
ここで、 と置くと、 の時 .
と置くと、 の時 .