小青竜湯
北 | 附子 | 真武湯 | 腎 | 玄武 | 寒邪 |
東 | 麻黄 | 小青竜湯 | 肝 | 青龍 | 風邪・湿邪 |
南 | 大棗 | 十棗湯 | 心 | 朱雀 | 暑邪・熱邪 |
西 | 石膏 | 白虎湯 | 肺 | 白虎 | 燥邪・熱邪 |
中央 | 黄連・黄柏 | 脾 | 黄龍 |
四神は中国の思想。
土俵の屋根の四隅を飾る四色の房も四神を表している。
中国語の青は藍色で緑色に近い。
青龍は湿邪から守ってくれている。麻黄は実際緑色っぽい。
青龍は湿邪から守ってくれている。麻黄は実際緑色っぽい。
麻黄 | 辛温解表、平喘、利水 |
附子 | 温裏祛寒、散寒止痛 |
細辛 | 温裏祛寒、散寒止痛、温肺化飲 |
麻黄 | 辛温解表、平喘、利水 |
杏仁 | 止咳平喘 |
甘草 | 健脾、薬性調和 |
石膏 | 清熱瀉火、生津 |
清熱と言うのは体温を下げる訳ではない。熱感を取る。
それ以上体温を上げると危ないと言うときに麻杏甘石湯を使う。石膏で体の奥の熱を冷ます。
子供風邪にはよく使う。子供は体温調節がまだ未熟。
子供風邪にはよく使う。子供は体温調節がまだ未熟。
麻黄 | 辛温解表、平喘、利水 |
石膏 | 清熱瀉火、生津 |
甘草 | 健脾、薬性調和 |
蒼朮 | 燥湿健脾、祛風湿(利水) |
生姜 | 辛温解表(弱)、化痰 |
大棗 | 健脾、薬性調和 |
蒼朮は水を捌く。
表に水が溜まっている場合に水を捌くのが越婢加朮湯。関節痛でも冷やすと痛みが取れる場合に使う。
表に水が溜まっている場合に水を捌くのが越婢加朮湯。関節痛でも冷やすと痛みが取れる場合に使う。
薏苡仁湯は石膏が入っていないので、ひたすら温める。熱を持った関節痛には使えない。