CANADA'S WINDVIEW

趣味の写真を投稿していきます。昆虫好きな長男と一緒に昆虫を追いかけています。最初の年はセミやカマキリ、次の年はカブトムシ、トンボ、そして今年は…

ヤマトタマムシ

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20170814月 曇り時々晴れ 32⇔24 西3


家の近くの林で長男と虫取りをしている時に偶然ヤマトタマムシの亡骸を見つけました。
ヤマトタマムシは、日本の甲虫の中でも最も美しいと言われていますが、この金属光沢のある色は色素の色ではなく構造色と呼ばれるものです。光の干渉、散乱、回折によるものと理解されています。

色素の色は年数が経つとどんどん抜けて色褪せてしまいますが、構造的な色なので千年経っても色褪せません。

実際、奈良の法隆寺にある「玉虫厨子(たまむしのずし)」は飛鳥時代(7世紀)に作られたものですが、タマムシの翅を敷き詰めたところだけ色が残っていると言われます。