CANADA'S WINDVIEW

趣味の写真を投稿していきます。昆虫好きな長男と一緒に昆虫を追いかけています。最初の年はセミやカマキリ、次の年はカブトムシ、トンボ、そして今年は…

オオカマキリ

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    20171112日 晴れ 16⇔8 西北西3

 

褐色型オオカマキリ(Tenodera aridiforia)のメスの成虫です。カマキリ目カマキリ科です。
日本のカマキリの中では最大です。
褐色型でも前翅の両側に黄緑色が残るのが特徴です。
チョウセンカマキリ(Tenodera angustipennis)とよく似ていますが、見分け方のポイントがいくつかあります。

 

1. 全体的に大きい。
2. 腹に対して胸がやや短め
3. 前足(鎌)の付け根の間のところが薄黄色。(チョウセンカマキリはオレンジ色)
4. 後翅が全体的に濃い紫色 (チョウセンカマキリは半透明)

 

あと、卵嚢は明らかに区別ができます。オオカマキリの卵嚢は釣り鐘型ですが、チョウセンカマキリの卵嚢は細長い枕型です。

 

それからオオカマキリとチョウセンカマキリは住み分けがあるようで、オオカマキリはどちらかというと林に近い草原、チョウセンカマキリは開発された住宅地に近い草原に住んでいることが多いようです。