20080506 晴れ
愛知県岡崎市康生町にある岡崎城です。
徳川(松平)家康公が天文11年(1542年)に生誕した城です。
15世紀前半に西郷頼嗣により築城されたのが始まりです。享禄3年(1530年)に松平清康(家康の祖父)が現在の位置に移して以来、岡崎城と称されるようになりました。
西郷氏が築いた当初は、砦のようなもので、城域も本丸程度であったと考えられていますが、家康の頃までには近世の城郭としての原型ができあがりました。
田中吉政は、大規模な城郭の整備拡張を行い、文禄元年(1592年)に、城の東・北・西に総延長4.7kmに及ぶ総堀をつくりました。また、元和3年(1617年)本多康紀の時は、三層三階地下一階で、東に井戸櫓、南に附櫓をもつ複合天守閣が建てられました。
現在の天守閣は昭和34年(1959年)に復元されたものです。