CANADA'S WINDVIEW

趣味の写真を投稿していきます。昆虫好きな長男と一緒に昆虫を追いかけています。最初の年はセミやカマキリ、次の年はカブトムシ、トンボ、そして今年は…

新型インフルエンザ - 都の対応に疑問


「基本的に軽症患者は自宅療養」の趣旨を履き違えているとしか言いようがない。
そもそも原則自宅療養としたのは、基礎疾患がある患者のためにベッドを確保しておくのが目的であって、軽症患者によるベッド占拠を防ぐためのものである。
いくら今回の新型インフルエンザが弱毒とは言え、世界を見渡せば死者は229人とそれなりに出ているのである。
例えば公共交通機関を使用して、ウイルスを撒き散らした場合、そこに感染をしたら死に繋がってしまう恐れのある基礎疾患のある人々が居る可能性を考えられないのだろうか。
今まで何のために感染拡大防止に努力してきたのか。

オーストラリアでは毎日100人以上ずつ患者は増えているし、死者も1人出ており、米国では2万人を超え、カナダでは5000人を超えた。
全世界では5万人を超えている状況で、油断するとすぐに広まってしまうことは明白である。
過剰防衛も問題かも知れないが、無駄に感染者を増やすことは結果的に医療資源の無駄使いでもある。