CANADA'S WINDVIEW

趣味の写真を投稿していきます。昆虫好きな長男と一緒に昆虫を追いかけています。最初の年はセミやカマキリ、次の年はカブトムシ、トンボ、そして今年は…

白川郷 荻町合掌造り集落

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20080919 雨

東海北陸自動車道は、飛騨清見ICから白川郷ICが今年7月5日に開通したことにより、全線開通となりました。それで、名古屋方面から白川郷へのアクセスが格段に便利になりました。
ということで、白川郷 荻町合掌造り集落へ行ってきました。

平日で混んでなかったためか、東名高速道路 豊田ICから東海北陸自動車道 白川郷ICまではちょうど2時間で行けました。
10時に高速に乗れば、12時過ぎには白川郷に着いてしまいます!
10月31日までは、新規開通の割引もあり、片道4250円(通常5100円)でした。
ただ、ナビの地図がまだ追いついておらず、今年春に更新したのに飛騨清見ICから白川郷ICは空を飛んでしまっています。

東海北陸自動車道は、全長185kmのうちトンネル延長が約70kmという山岳道路で、高速道路では国内最高となる標高1,085m地点を通過するなど、様々な特徴があります。高鷲IC~荘川IC間にある鷲見橋には、橋脚高118mという日本一の高さを誇る橋脚があります。
今回開通した飛騨清見ICから白川郷ICまで(延長24.9km)はそのほとんどがトンネルです。そのうち飛騨トンネルは総延長10.71kmで、これは道路トンネルとしては関越トンネル(関越自動車道)に次いで日本で2番目の長さとなっています。
世界では8番目なのだそうです。

白川郷の駐車場は、せせらぎ公園のところが便利で、白川郷ICから「白川郷 合掌造り」の案内に従って国道156号を走って行けば辿り着けます。
駐車料金は、出る時に清算で500円。普通車は188台停められます。
満車の場合は、白山スーパー林道沿いに臨時駐車場(180台+120台)があります。

まずは総合案内 であいの館で荻町合掌造り集落の案内地図をゲットします。
お土産や食事はであいの館周辺にもありますが、荻町集落内にもたくさんあるので、、最初に荷物を増やさないためにも急いでお土産を買う必要はありません。

白川郷の合掌造りは、世界文化遺産に登録されています。
合掌造りとは、茅葺屋根が掌(てのひら)を合わせたように急勾配の山形をした建築を言います。
白川郷の合掌造りは、屋根の両端が本を開いて立てたような形の「切妻合掌造り」と呼ばれる様式で、この地域の重く多い積雪に耐えうるような風土に適した構造をしています。建築材の接合には木製の楔(くさび)やネソ(マンサク)などが用いられ、金属の釘やかすがいは使われていません。ネソで締めた屋根の骨格は風雪に強く、年月とともに強度を増すという、この地域で生きてきた先人の知恵が込められています。

ネソとはこの地方に群生する粘着質の灌木で弾力性があり、合掌建築を支える重要な用材です。最近では屋根に使う茅葺や、このネソが不足しているのだそうです。

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[撮影データ]
[1] Nikon D3::AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED | Mモード、1/160秒、F8、ISO 1600、WB 5880K、58mm、MF、UV+PL、手持ち
[2] Nikon D3::AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED | Mモード、1/160秒、F8、ISO 2500、WB 5880K、70mm、MF、UV+PL、手持ち
[3] Nikon D3::AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED | Mモード、1/160秒、F8、ISO 1600、WB 5880K、66mm、MF、UV+PL、手持ち
[4] Nikon D3::AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED | Mモード、1/160秒、F8、ISO 2000、WB 5880K、70mm、MF、UV+PL、手持ち
[5] Nikon D3::AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED | Mモード、1/125秒、F8、ISO 1600、WB 5000K、62mm、MF、UV+PL、手持ち