CANADA'S WINDVIEW

趣味の写真を投稿していきます。昆虫好きな長男と一緒に昆虫を追いかけています。最初の年はセミやカマキリ、次の年はカブトムシ、トンボ、そして今年は…

根尾谷淡墨桜

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20080405 晴れ

岐阜県本巣市根尾谷(旧根尾村)にある淡墨公園には、推定樹齢は約1500年の淡墨桜があります。
山梨県の山高神代桜福島県三春滝桜と並ぶ日本三大桜で、大きさは高17.2m、幹周9.1m、枝張りは東西24m、南北21mです。
つぼみの時はうす桃色で、満開になると白、そしてピークを迎えた後は名前の由来ともなった薄墨色となるのが特徴です。
飛鳥時代以前の古墳時代からずっと咲き続けていることになります!
第26代の継体天皇が、皇位継承のため都にお戻りなられる折にお植えになったという伝説があります。
大正時代に国の天然記念物に指定されていますが、同じ大正時代に大雪による大枝の折損があり、それを期に何度か樹勢が衰えたりしましたが、昭和24年に山桜の若根238本を根継ぎしたのを始め、様々な保護が加えられ、現在に至ります。1500年経った古木にはもう自分の枝を支える力は残っておらず、たくさんの添え木に支えられています。
現在八分咲きくらいです。
JR大垣駅から樽見鉄道に乗り換え、終点の樽見駅から徒歩15分程度で行くことができます。
車の場合、駐車場(1日400円)が十分あります。途中の道路は、それ程混んでおらずスイスイ行けました。正午近くになると観光バスも続々入って来ていました。