CANADA'S WINDVIEW

趣味の写真を投稿していきます。昆虫好きな長男と一緒に昆虫を追いかけています。最初の年はセミやカマキリ、次の年はカブトムシ、トンボ、そして今年は…

京都鞍馬

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20080917 晴れのち曇り

今週中はどうやら今日晴れたらあとは雨のようなので、本日京都めぐりを決行しました。
京都は基本徒歩・バス・電車の移動なので、雨が降ると鬱陶しいのです。
雨でなければ撮れない写真もあるのですが、やはり降らない方が移動が楽です。

JR京都駅下車し、バスチケット販売所で京都観光一日乗車券(¥1200)をゲット。
市内のバス・地下鉄が乗り放題になるので、6回以上バスか地下鉄に乗り継ぐのならお得になります。
小銭をいちいち用意する手間が省け、運賃を気にせず移動の自由度が増します(但し、指定外の交通機関を利用する場合は別途必要です)。
そして、施設利用割引券付のバス路線図ももらえるので、バス路線図を別に持ち歩けるのは便利でした。
施設利用割引券は、使える施設(寺院)が限られるのですが、無いよりはよいです。
今回は、龍安寺で拝観料¥500→¥450となっただけでした。

移動経路は次の通りです。
地下鉄京都駅 →(地下鉄烏丸線)→ 地下鉄今出川駅 → 烏丸今出川 →(市バス203)→ 出町柳駅前 → 出町柳駅 →(叡山電鉄)→ 鞍馬駅鞍馬寺仁王門 → 由岐神社 → 鞍馬寺金堂 → 僧正ヶ谷不動堂(10:38) → 奥の院魔王殿 → 貴船神社貴船神社奥宮(11:35) → 貴船神社(12:00) → 貴船口駅(12:42発) →(叡山電鉄)→ 出町柳駅(13:09着) → 葵橋西詰(13:19発) →(市バス205)→ 金閣寺通(13:44着) → 鹿苑寺(金閣寺) → 金閣寺前(14:40発) →(市バス59)→ 竜安寺前(14:44着) → 龍安寺竜安寺前(15:30発) →(市バス)→ 御室仁和寺(15:32着) → 仁和寺御室仁和寺(16:17発) →(市バス10)→ 山越中町(16:23着、16:30発) →(市バス11)→ 野々宮(16:44着) → 野宮神社渡月橋嵯峨嵐山駅(18:06発) →(JR山陰本線)→ 京都駅(18:26着)


鞍馬は、牛若丸(源義経)が修行をした地として有名で、鞍馬天狗から兵法を習ったという言い伝えもあります。

叡山電鉄鞍馬駅を降りると、大きな天狗が迎えてくれます。鞍馬駅(標高250m)は、苔生した寺院風の造りで、近畿の駅100選にも選定されています。

まずは石段を登り鞍馬寺仁王門(くらまでらにおうもん)をくぐるところで、愛山費200円を払います。
鞍馬寺は、鞍馬弘教(くらまこうきょう)の総本山で、宝亀元年(770年)に鑑真和上の高弟 鑑禎上人が毘沙門天を祀って創建したのが始まりとされています。

仁王門から本殿金堂近くまでは歩いて登るコースともう一つケーブルカー(片道100円)を利用するコースがあります。「ケーブルカーは大変混雑します。清少納言も歩いた道です。健康のためにできるだけ歩いて登って下さい。」という立看板に従って歩いて登ることにしました。(本当は、写真をパチパチ撮っていたらケーブルカーが行ってしまったので、次のを待つのもなんなので登ることにしたのです)

仁王門から267m歩いて登ると(標高差50m)、由岐神社(ゆきじんじゃ)があります。
由岐神社は天慶3年(940年)に創建された鞍馬寺の鎮守社(ちんじゅしゃ)で、毎年10月22日に行われる鞍馬の火祭りが有名です。この由岐神社の境内の石段途中に、豊臣秀頼が再建した割拝殿という舞台造の建物があります。中央に参道が抜けており、拝殿の中をくぐるように通る珍しい様式です。

由岐神社から更に791m歩いて登ると(標高差110m)、本殿金堂があります。
仁王門から本殿金堂までの急坂は「くらまの九十九折といふ道」として枕草子にも記されています。

本殿金堂は、鞍馬山の中心道場で、鞍馬山尊天(千手観音・毘沙門天・護法魔王尊)を祀っています。

本殿金堂から404m歩いて登ると(標高差75m)、鞍馬山山頂(標高584m)付近に義経公背比べ石があります。16歳で鞍馬山を降り奥州へ向かうことになった牛若丸(源義経)が名残惜しんで背丈を比べたと言われています。
この辺りは岩盤が硬く、地中に入って行けない木の根が網目のようになって地表に露出して這っており、木の根道と呼ばれます。ここまで辿り着くのに結構息が切れ切れになっているので、何度もつまづきそうになります。

背比べ石からしばらく歩くと僧正ヶ谷不動堂(しょうじょうがだにふどうどう)とその向かいに義経堂があります。この辺りは、牛若丸(源義経)が鞍馬天狗から兵法を学んだとされるところです。
不動堂は伝教大師作とされる不動明王を安置しており、義経堂には牛若丸(源義経)の御魂が祀られています。

更に木の根道を少し下ると(背比べ石から460m、背比べ石との標高差50m)、奥の院魔王殿があります。650万年前、金星から来た護法魔王尊を祀っています。

魔王殿を過ぎると急な下り坂が続きます。573m歩いて下ると(標高差150m)、貴船側からの鞍馬山参拝口である西門に辿り着きます。

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[撮影データ]
[1] Nikon D3::AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED | Mモード、1/160秒、F10、ISO 320、WB 5000K、32mm、MF、UV+PL、手持ち
[2] Nikon D3::AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED | Mモード、1/125秒、F5.6、ISO 200、WB 5000K、56mm、MF、UV+PL、手持ち
[3] Nikon D3::AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED | Mモード、1/125秒、F5.6、ISO 200、WB 5000K、29mm、MF、UV+PL、手持ち
[4] Nikon D3::AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED | Mモード、1/125秒、F4、ISO 200、WB 5000K、52mm、MF、UV+PL、手持ち
[5] Nikon D3::AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED | Mモード、1/125秒、F8、ISO 500、WB 5000K、62mm、MF、UV+PL、手持ち
[6] Nikon D3::AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED | Mモード、1/200秒、F8、ISO 200、WB 5000K、29mm、MF、UV+PL、手持ち
[7] Nikon D3::AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED | Mモード、1/200秒、F8、ISO 200、WB 5000K、29mm、MF、UV+PL、手持ち
[8] Nikon D3::AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED | Mモード、1/125秒、F4、ISO 640、WB 5000K、44mm、MF、UV+PL、手持ち