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20220911日 晴れ 31⇔23 南1
自宅の庭の植木のベニカナメモチ(所謂アカメ)の剪定を行っていたところ、葉にクマゼミの抜け殻が4体見つかりました。自宅庭でセミの抜け殻を見つけたのは今年初めてです。
今の自宅は2014年2月に引っ越してきており、元々空き地で草原だった場所で樹は生えていませんでしたから、そこにセミの幼虫が居たとは思えません。
庭にベニカナメモチの苗木を植えたのは2015年2月頃(1月から4月の間)です。最初は鉛筆のような細い幹・枝でしたので、そこに産卵するとも思えません。
産卵は早くとも翌年2016年以降と考えられます。産卵してから1年経った夏の雨で孵化して地上に降りて地中に潜ると言われていますから、地中に潜るのは2017年以降となります。クマゼミの幼虫が地中で過ごす期間はよく分かっていないようですが、2-5年ではないかと言われています。と言うことは、羽化するのは2019年から2022年以降となり、幼虫期間を5年位とするとピッタリ計算通りとなります。
<参考>
ポケット図鑑 日本の昆虫1400 (1)チョウ・バッタ・セミ/槐真史 編、伊丹市昆虫館 監修/文一総合出版/2013年4月19日 初版発行
くらべてわかる昆虫/奥山清市 写真、永幡嘉之 写真、永幡嘉之 著/山と渓谷社/2017年6月10日 初版発行
<関連>
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