攻撃剤の使い方
駆瘀血剤
顔が赤くても鼻が白い場合は、真の熱ではなく冷えのぼせ。桂枝の適応。
瘀血は、代謝亢進状態だけども血の滞りがある。冷えの強い人には駆瘀血剤を少量使うなど調節が必要。
ただ、冷えている人でも打撲が起きたような場合(先病)は、まずそちらを治す駆瘀血剤を少量使用するとよく効くこともある。「まずは先病を治す」
ただ、冷えている人でも打撲が起きたような場合(先病)は、まずそちらを治す駆瘀血剤を少量使用するとよく効くこともある。「まずは先病を治す」
女性の場合、生理前の精神症状に駆瘀血剤をうまく使ってあげるとよい。
当帰・川芎は軽い駆瘀血剤と考えられる。
温経湯でもなかなか冷えが取れず、駆瘀血剤が効いて来ない場合、帰耆建中湯でレベルアップしてから行うとよい。
寒性駆瘀血剤は裏寒に注意する。例えば、桃核承気湯・桂枝茯苓丸を使っていて風邪を引いたら一時的に真武湯に切り替えてあげる。
真武湯証の人は内臓下垂している人が多い。
駆瘀血剤は、効く薬だけども、気虚・裏寒に注意する。
潤腸湯は、便秘でも腹部に熱を持っているような人。冷えていたら建中湯類。
温経湯は今からだと、花粉症にも使える。
安中散には延胡索が入っており、胃腸が弱い人の生理痛によく使う。