桂枝茯苓丸(25) [ 桂枝・芍薬・桃仁・茯苓・牡丹皮 ] について
桂枝茯苓丸は漢方医学において極めて重要な薬方で、今日 現代医学の薬と同じ感覚でよく使用されていますが、虚弱となった今日の日本人には極めて使用しにくい薬方です。
漢方医学の立場で細心の注意を払いながら使用する必要があります。
漢方医学の立場で細心の注意を払いながら使用する必要があります。
1. ふる血(瘀血)を下す薬 | ⇒現代医学にはないユニークな薬。難病・痼疾を治すことができる。膠原病・腫瘍・中心性網膜炎・脳梗塞後遺症など |
2. 婦人科諸疾患に使用 | ⇒生理痛・卵巣炎・卵巣嚢腫・子宮内膜炎 |
桂枝茯苓丸の使用上の注意
A. 裏寒があれば使用してはいけない
B. 脾胃が整っていなければ使用してはいけない。
C. 桂枝茯苓丸投与後裏寒に陥ってないか 【風邪・だるさ・下痢】
B. 脾胃が整っていなければ使用してはいけない。
C. 桂枝茯苓丸投与後裏寒に陥ってないか 【風邪・だるさ・下痢】
桂枝茯苓丸投与後脾胃が虚してないか 【食欲不振・だるさ・下痢】
以上、絶えず注意を払いながら投与する必要がある。1. 下腹部が充実し、抵抗がある、圧痛を訴えることが多い、熱を触知
2. がっちりとした体つきで赤ら顔が多い
3. 顔面に細絡、口唇、舌が暗色調、紫色調のことが多い
2. がっちりとした体つきで赤ら顔が多い
3. 顔面に細絡、口唇、舌が暗色調、紫色調のことが多い
桂枝茯苓丸に湿熱を取る薏苡仁が配された処方。
桂枝茯苓丸単独より、使いやすい。応用範囲が広いように思います。
桂枝茯苓丸単独より、使いやすい。応用範囲が広いように思います。
にきびが出たりする場合、生理がひどく排尿困難になってしまうような人に使う。