安楽寺本堂全焼

10月25日(土)午前10時20分頃、愛知県蒲郡市清田町門前の安楽寺で火災があり、本堂や住居、鐘突き堂、寝釈迦堂など5棟約1500平方mが全焼しました。消防車20台が消火に当たったとのことですが、火災は同日深夜になっても収まらず、翌日0時過ぎにようやく鎮火しました。
ツイッターでは、蒲郡駅から見えたとか国道23号バイパスから見えたという写真などが多数投稿されていました。

安楽寺は、徳川家ゆかりの寺で、徳川家康の生母 於大の方も2年程住んでいたことがあるとのことです。
本堂は、徳川家康の弟にも当たる松平康元が、寛永7年(1630年)に改築したもので、於大の方の位牌や蒲郡市指定文化財の仏像や古文書などが収蔵されていたそうですが、仏像は火災に気づいた住職が持ち出して無事だったそうです。