中国の武漢大学の研究によると、新型コロナウイルス感染には性差があるそうです。
なんでも、女性の方が症状が軽く、潜伏期間が長いので、これは女性の方が免疫力があることを示唆するとのこと。
だから隔離観察期間は14日より長くすべきだし、少しでも患者に接触した場合は、積極的に核酸検査を行うべきだと結論付けています。
ICU入室した975例のうちの58.8%が男性だったとのことです。(これももう少し検討が必要で、(1)中国では男性の喫煙率がかなり高い、(2)喫煙していると重症化しやすい という2点も考慮してデータを読まなければなりません)
また、無症候性感染67例のうち47例が女性だったそうです。
今日本での感染者の報告を見ていても、女性が広げている率のがなんとなく高いような気がします。女性の方が一日の内でより多くの人と会話をする(接触する)のでそれもあるのかも知れませんが(単純に接触感染の機会が多いだけ?)。
気になったので紹介させて頂きました。
http://news.sciencenet.cn/htmlnews/2020/3/436702.shtm
武大首发新冠性别差异研究:女性潜伏期更长,隔离应超14天
武大首発新冠性別差異研究:女性潜伏期更長,隔離応超14天
(武漢大学による新型コロナウイルス感染の性別差異を調べた初の研究:女性は潜伏期間がより長く、隔離は14日より長くすべきだ)