CANADA'S WINDVIEW

趣味の写真を投稿していきます。昆虫好きな長男と一緒に昆虫を追いかけています。最初の年はセミやカマキリ、次の年はカブトムシ、トンボ、そして今年は…

オニヤンマ

カテゴリー[ 昆虫| 田園| | | 数学・幾何学| 寺院| | 祭り| 鉄道| | 風力発電]

 

f:id:windview_canada:20200822224159j:plain

オニヤンマ♂ 20200822_01

f:id:windview_canada:20200822224255j:plain

オニヤンマ♂ 20200822_02

f:id:windview_canada:20200822224329j:plain

オニヤンマ♂ 20200822_03

f:id:windview_canada:20200822224412j:plain

オニヤンマ♂ 20200822_04

f:id:windview_canada:20200822224533j:plain

オニヤンマ♂ 20200822_05

20200822土 晴れ後曇り一時雨 34⇔27 南南東4

豊岡湖湖畔道路で捕獲したオニヤンマ♂(Anotogaster sieboldii)です。オニヤンマは今年2匹目の捕獲です。

今まで、昼間の暑い時に行っても「全然居ないなぁ」などと思っていましたが、ネットの情報でどうやら「オニヤンマは暑さにかなり弱い」らしいことが判りました。過去の記録を見ても、やはりその日の最高気温が34℃以下の時に捕獲していましたし、もっと言えば最高気温が33-34℃の時は夕方少し暑さが和らいでから、31℃以下の時は昼間の一番暑い時でした。

それらの事から夕方に気温が下がって来たらパトロール飛行を開始するのではないかと予測し、16時頃行ったところ、当に16時半くらいから目撃しはじめました。実際捕獲できたのは16時40分くらい。アメダスに依ると蒲郡市の16時の気温が31.6℃、17時が29.7℃となっていましたので、当地は恐らくそれよりも1℃位低いと考えられます。以上より、オニヤンマのパトロール飛行の気温上限は30℃位ではないかと推測されます。

今まで、周辺環境と晴れていることだけを考慮して闇雲にオニヤンマを探し廻っていましたが、これからは気温条件も追加してもう少し戦略的に(!?)探しに行けます。


<参考>
ポケット図鑑 日本の昆虫1400 (2)トンボ・コウチュウ・ハチ/槐真史 編、伊丹市昆虫館 監修/文一総合出版/2013年5月31日 初版発行
新装改訂版 トンボのすべて 増補 世界のトンボ/井上清・谷幸三 著/トンボ出版/2017年6月1日 新装改訂版発行
ネイチャーガイド 日本のトンボ/尾園暁・川島逸郎・二橋亮 著/文一総合出版/2017年4月10日 第3版発行
くらべてわかる昆虫/奥山清市 写真、永幡嘉之 写真、永幡嘉之 著/山と渓谷社/2017年6月10日 初版発行