理気剤の活用 その2 当帰湯、平胃散、九味檳榔湯
厚朴の人は顔がむくんでいる。麻黄を使い辛い人に厚朴を使う。気虚の人には使えない。
厚朴の人は思いが胸や腹に溜まってしまい勝ち。
六君子湯タイプと平胃散タイプの二種類に分けられる。
六君子湯証 | 痩せていて、食べられない。 |
平胃散証 | 太っていて、胃がぽっこり出ているようなタイプで、食べられる人。 |
六君子湯も平胃散も、どちらも胃薬だが、風邪薬・咳止めとして使える。
どちらも胃の痛みを訴える。
茯苓飲も平胃散に似ているが、厚朴が入っているかいないか。ガス満が強いときは厚朴(つまり平胃散)を使う。
茯苓飲、茯苓飲合半夏厚朴湯、平胃散は食べられるタイプ。
茯苓飲と平胃散の間に茯苓飲合半夏厚朴湯があると考える。
茯苓飲は、胃のつかえ感があるがガス満がない。
平胃散は、口臭がひどかったり、鬱的な症状(気鬱)が激しい。
迷った時は茯苓飲から行って欲しい。
茯苓飲と平胃散の間に茯苓飲合半夏厚朴湯があると考える。
茯苓飲は、胃のつかえ感があるがガス満がない。
平胃散は、口臭がひどかったり、鬱的な症状(気鬱)が激しい。
迷った時は茯苓飲から行って欲しい。
夜食べる過ぎると喘息発作を起こすような人に茯苓飲を使うと胃の調子もよく発作も止まる。
喘息にはよく柴朴湯が言われるが、実際はほとんど使われない。
夏の風邪には麻黄は使わないので、茯苓飲とか平胃散を上手に使うとよい。
夏の風邪は胃腸多い。
喘息にはよく柴朴湯が言われるが、実際はほとんど使われない。
夏の風邪には麻黄は使わないので、茯苓飲とか平胃散を上手に使うとよい。
夏の風邪は胃腸多い。
過換気症候群=半夏厚朴湯のように言われるが、当帰湯の方が使いやすい。半夏厚朴湯よりも応用範囲が広い。
半夏厚朴湯証と思って時々下痢をするような人には茯苓飲合半夏厚朴湯。
半夏厚朴湯は長く飲めない。
半夏厚朴湯から派生するものは、茯苓飲合半夏厚朴湯と当帰湯。
半夏厚朴湯は長く飲めない。
半夏厚朴湯から派生するものは、茯苓飲合半夏厚朴湯と当帰湯。
茯苓飲合半夏厚朴湯 | どちらかというと下痢し易い。 |
当帰湯 | 便秘。どちらかというと神経過敏。 |
当帰湯に対して桂枝加朮附湯は神経症が無いような人。
半夏厚朴湯証で、瘀血で派生するものに九味檳榔湯と通導散があり、通導散は派生してかなり先にある。