CANADA'S WINDVIEW

趣味の写真を投稿していきます。昆虫好きな長男と一緒に昆虫を追いかけています。最初の年はセミやカマキリ、次の年はカブトムシ、トンボ、そして今年は…

オオスズメバチ女王 (佐久島)

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オオスズメバチ女王 20220626_01

オオスズメバチ女王 20220626_02

オオスズメバチ女王 20220626_03

オオスズメバチ女王 20220626_04

20220626日 雨後晴れ 30⇔24  南南東2

遂に佐久島オオスズメバチ女王(大雀蜂・Vespa mandarinia japonica Radoszkowski, 1857) を捕獲しました。

3年位探していてオオスズメバチのワーカー(働き蜂)すら見掛けなかったので、もしかして佐久島には居ないのかな?と疑ってしまっていた程でした。(コガタスズメバチ、ヒメスズメバチは確認済み)

ところが実は最近「島で御一人しか見えないお巡りさん(交番の巡査部長(警察官))がスズメバチ駆除を頑張っておられる」という事をテレビニュースの過去の記事で知りました。

その記事によると何でも昨年は108匹のオオスズメバチの女王蜂らしきを駆除したというのです。

通りで見掛けない訳だ!!と妙に納得してしまいました。

ただ、今年は長男・次男を佐久島に連れて行った時に長男が見掛けていますし、私も2-3回見掛け、1回近くに飛んできて網を振り損なったということがあり、今月中ならワンチャンあるかもと期待していました。

今週が6月最後の週末なので、昨日も来ましたが土砂降り(雷雨)に遭って撃沈。当に今日がラストチャンスでした。しかも今日も正午までずっと雷雨の予報となっており、半分諦めの気持ちで佐久島に向かっています。

 

いつものように西港で降りて縫うように探した後、東港方面に向かい、佐久島秋葉山佐久島富士山を捜索。

最後の佐久島富士山で見事遭遇。一呼吸置いて気持ちを落ち着かせてから一振りで無事捕獲しました。

捕獲出来た時は嬉し過ぎて、未だ高速船の出航まで1時間ちょっとあるということで交番に報告に行ってきました。女王蜂捕獲には非常に喜んで下さり、交番兼ご自宅から奥様も呼んで下さり、奥様からも感謝されてしまいました。(つい)でに、お巡りさんの苦労話など色々伺えて、こちらとしても非常に多くの情報を頂け、大変勉強させて頂きました。

 

他の昆虫の状況としては、少し開けた草原にウスバキトンボが多数飛び交っているのを2か所で確認できました(実際に捕獲確認済み)。

葦原の池ではアオヤンマは沢山見掛けましたし、ギンヤンマも居ました。何やら大型のトンボが居ましたが、遠くて正体は不明でした。(オオヤマトンボかコオニヤンマ辺りと思います)。ショウジョウトンボもぱらぱら見掛けています。

 

→ YAMAPの佐久島のレポートへ


<参考データ>
蒲郡アメダス 
08:00 28.2℃
09:00 24.9℃
10:00 23.3℃ 4.0mm
11:00 24.6℃ 1.5mm
12:00 25.1℃ 0.5mm
13:00 26.8℃ ←ここ
14:00 28.6℃ ←ここ
15:00 28.2℃ ←ここ
16:00 29.0℃ ←ここ
17:00 28.8℃
18:00 26.4℃
19:00 24.6℃
20:00 23.9℃
最高気温 29.7℃、最低気温 22.6℃

南知多アメダス 
08:00 25.6℃
09:00 24.9℃ 1.0mm
10:00 24.4℃ 4.5mm
11:00 24.1℃ 2.0mm
12:00 25.7℃ 0.5mm
13:00 28.2℃ ←ここ
14:00 27.3℃ ←ここ
15:00 28.2℃ ←ここ
16:00 28.1℃ ←ここ
17:00 27.9℃
18:00 27.5℃
19:00 25.6℃
20:00 25.0℃
最高気温 29.2℃、最低気温 23.4℃


<参考>
ポケット図鑑 日本の昆虫1400 (2)トンボ・コウチュウ・ハチ/槐真史 編、伊丹市昆虫館 監修/文一総合出版/2013年5月31日 初版発行
ハチハンドブック/藤丸篤夫/文一総合出版/2014年7月8日 初版発行
くらべてわかる昆虫/奥山清市 写真、永幡嘉之 写真、永幡嘉之 著/山と渓谷社/2017年6月10日 初版発行
人を襲うハチ 4482件の事例からの報告/小川原 辰雄 著/山と渓谷社/2019年6月1日 初版発行
スズメバチの真実 最強のハチとの共生をめざして/中村雅雄/八坂書房/2018年7月25日 初版発行
新訂 原色昆虫大鑑 第III巻/平嶋義宏、森本桂 監修/北隆館/2008年1月25日 新訂版初版発行