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楕円の方程式
楕円の定義
2つの定点(焦点)からの距離の和が一定の点の集合です。
楕円の方程式
i) >> の時
>> の時、楕円の方程式は、
と表せます。長軸の長さは 、短軸の長さは となります。
この時、2焦点, の座標はそれぞれ、
,
となります。図のような直角三角形を考えれば、容易に導出できます。
ii) >> の時
>> の時、楕円の方程式は、i) の場合と同じですが、長軸の長さは 、短軸の長さは と変わります。
2焦点, の座標はそれぞれ、
,
と変わります。
導出
楕円の方程式を導出します。
>> の時、
楕円上の点 について、
(一定)
より、
両辺2乗して、
更に両辺を2乗して、
>> の時も同じ方程式が導出されます。
物理的な関連事項
ケプラーの第1法則では、惑星は楕円軌道で公転しており、太陽は楕円の焦点の1つに位置していると謳っています。
惑星ではないですが、彗星も長軸が極端に長い楕円軌道を廻っていますね。