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三角形の重心とベクトル
の重心をとして、 を考えます。
点 は の重心なので、
(1),(2)より、
両辺2乗して、
また、
より、両辺2乗して、
(4)へ(5)を代入して、
より、
同様にして、次も成り立ちます。
次に、 を求めることを考えます。
より、両辺2乗して、
これと、(7),(8)より、
同様にして、次も成り立ちます。
,, のうちのどれか2つのベクトルの内積が判ると、その2つのベクトルの成す角が決まってくるという話ですね。
即ち、最初からまとめると、三角形の三辺の長さが判るとそれぞれの角の大きさだけでなく、重心から各頂点までの距離も判るし、重心から各頂点に引いた直線同士が成す角の大きさも判るということですね。